2014年05月10日

悪性は、「こうが」と「ずいが」


空を飛ぶことができないか? と思い、おおきくジャンプしてみた。


  飛べなかった。


  でも、去年より高く飛べた気がした。





今日は、脳腫瘍について具他的な名前をあげて説明しよう。


その前に、脳腫瘍の分類を復習する。



脳腫瘍は、その原因が脳自身にある「原発性脳腫瘍」と、

ほかの臓器でできたものが転移してできる「転移性脳腫瘍」に分けられる。


A.jpg




原発性脳腫瘍は、腫瘍が脳の実質からできるものと実質外からできるもので、 

  「脳実質内腫瘍」「脳実質外腫瘍」

にも分けられる。

@.jpg




それぞれの性質は、かき氷じゃな。

ブログのイラスト.jpg




脳実質内腫瘍と脳実質外腫瘍はそれぞれ3つづつ覚えて欲しい。

脳実質内腫瘍の一つは、勉強してきた神経膠細胞から発生する神経膠腫がある。

C.jpg


神経膠腫には、それぞれの神経膠細胞からできるもので、名前がついている。

@神経組織の構造と機能.jpg


そのほか、脳実質内腫瘍には、髄芽腫血管芽腫がある。




脳実質外腫瘍は、髄膜からできる髄膜腫

脳神経のシュワン細胞からできる神経鞘腫(聴神経鞘腫) 、

下垂体からできる下垂体腺腫がある。




ちなみに、頭蓋内の神経鞘腫は、ほとんどが内耳神経に好発する聴神経鞘腫じゃ。

神経鞘腫は耳と覚えてほしい。

D.jpg


ここまでを表でまとめると

F.jpg




すまぬ。

だらだらと、病名だけを並べてしまった。


こんなもん、全部は覚えられるわけがない。



脳腫瘍のポイントを話そう。




ポイントは2つ

1つは、大人と子供にはどの脳腫瘍が多いか? ということ。



大人では、髄膜腫、神経膠腫、下垂体腺腫、神経鞘腫が多く


子供では、神経膠腫(上衣腫)、髄芽腫が多い。




もう1つは 悪性が強い脳腫瘍は何か? ということ。


悪性度が強い脳腫瘍は、

膠芽腫と髄芽腫 


これは重要。


というか、これだけ知っていれば、国家試験は対応できる。それくらい重要じゃ。

Gのコピー.png


H.jpg



国家試験はこんな感じじゃな。






★国家試験をやってみよう

問29 脳腫瘍で誤っているのはどれか。(第41回)
1.髄膜腫は良性が多い.
2.膠芽細胞腫は悪性度が高い.
3.神経鞘腫は顔面神経に好発する.
4.増大すると頭蓋内圧亢進症状を呈する.
5. 神経線維腫症は皮膚色素沈着を合併する.    


問30 原発性脳腫瘍で最も予後が悪いのはどれか。(第46回)
1.膠芽腫
2.上衣腫
3.下垂体腺腫
4.星状細胞腫
5.乏突起膠腫     


問31 頭蓋内腫瘍で浸潤性に発育するのはどれか。(第43回)
1.神経膠芽腫
2.髄膜腫
3.聴神経鞘腫
4.下垂体腺腫
5.脂肪腫     


問32 病理学的な悪性度が最も高いのはどれか。(第44回)
1.髄膜腫
2.血管芽腫
3.神経鞘腫
4.神経膠芽腫
5.下垂体腺腫  




こうが、ずいが が重要じゃろ。







この講義が、多くの人に伝わりますように........
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posted by わらじい at 14:11| Comment(0) | 疾患 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

「かき氷」の方が良いと思った。


ど〜考えても、


”布団に水”ではしっくりこなくて、


ず 〜 と。考えたんじゃが、いいことを思いついた。




かき氷をイメージしたらどうじゃろうか。


氷が脳で、

脳実質内腫瘍は、イチゴシロップ


k1akigouri01のコピー.png


浸潤性に進展し、切除でも取残しがありそうじゃろ。予後が悪くなるな。






脳実質外腫瘍は、氷に乗せたイチゴ


Bブログのイラストのコピー.png


圧排性に進展し、切除するには、イチゴを摂ればいいだけなので、完全切除もできるし、予後も良さそうじゃろ。



どうじゃ。

ブログのイラスト.jpg



この方がいいだろ。


はぁ〜。

良かった。

これで、気持ちよく眠れそうじゃ。

では、また。

http://blogranking.fc2.com/in.php?id=882489
posted by わらじい at 21:47| Comment(0) | 疾患 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脳実質内腫瘍は”布団にかかった水”じゃな。


春の嵐は、わらにはつらい。


今日は、脳腫瘍について説明しよう。

前回、神経膠細胞から脳腫瘍ができると言ったな。

神経膠腫というやつじゃ。

@神経組織の構造と機能.jpg



しかし、神経膠腫は、脳腫瘍の一部分で、脳腫瘍には神経膠細胞以外からもできるものもいろいろあるのじゃ。




まずは、脳腫瘍、全体について説明をしよう。


脳腫瘍には、いろいろな分類がある。


まず、発生の原因が脳にあるかということで脳腫瘍を分けてみると


その原因が脳自身にある「原発性脳腫瘍」と、

ほかの臓器でできたものが転移してできる「転移性脳腫瘍」 。


脳腫瘍のうち、おおよそ、8割が「原発性脳腫瘍」で、残りの2割が「転移性脳腫瘍」じゃ。

Cブログのイラスト.jpg



転移性脳腫瘍は、原発性脳腫瘍より予後は悪い。

転移性脳腫瘍は、転移してきたものなので当然といえば当然じゃが…….


転移性脳腫瘍の原因の悪性腫瘍の半数は、肺癌


そのほか、乳癌、腎癌、大腸癌などでも起こる。


肺癌に脳転移が多いことは覚えておくといいじゃろう。



そのほか、脳腫瘍の分類には脳腫瘍は、脳の実質からできるものと実質外からできるもので、

「脳実質内腫瘍」「脳実質外腫瘍」にも分けられる。



脳実質内腫瘍とは、脳実質内にあるものが原因でできる腫瘍で、神経膠細胞からできる神経膠腫はこれにあたる。


脳の実質内にできるので、染み入るように増殖し(浸潤性)、増殖スピードも早い、悪性のものが多い のじゃ。

手術でも完全切除は難しく、予後も悪い。

スライド4.JPG





脳実質外腫瘍とは、脳実質外のもの(髄膜、下垂体、脳神経のシュワン細胞など)が原因でできる腫瘍 じゃ。

脳の外から圧排するように増殖し、増殖スピードはそれほど早くなく、良性のものが多い。

手術で完全切除できることも多く、予後も良い腫瘍 じゃ。

スライド5.JPG








このように、


脳実質内腫瘍と脳実質外腫瘍は、同じ脳腫瘍でありながら性質が全くちがう






浸潤性に進展し、手術でも取りきれず予後の悪い脳実質内腫瘍は、さながら、


布団という脳の上にこぼれた水



【脳実質内腫瘍のイメージ】
ブログのイラス@ト.png


布団に染み入ってしまっている。浸潤している。取ろうとしても、どこまで濡れているのかわからんし、難しい。




圧排性に進展し、手術でも取り切れることが多く、予後の良い脳実質外腫瘍は、


布団という脳の上に置いてある水風船の水


【脳実質外腫瘍のイメージ】
ブログのイラストのコピー.png


布団を圧排している。取ろうとするならば、持ち上げれば全く残さずに取れる(あたりまえか。)




まとめるとこんな感じじゃな。

Bプレゼンテーション1.jpg




それでは、脳実質内腫瘍と脳実質外腫瘍の具体的な病名を説明していこう。









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posted by わらじい at 18:28| Comment(1) | 疾患 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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