2014年10月11日

部位から中枢を考える。


週明けにまた、台風が近づいておる。

気を付けてほしい。

わらは、この時期、安全なところで静かにしている。


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今日は、解答解説からじゃ。

問106 中枢と部位との組合せで誤っているのはどれか。(第40回)
1.摂食中枢     視床下部
2.体温調節中枢   視床下部
3.水分調節中枢   橋
4.呼吸中枢     延髄
5.血管運動中枢   延髄


【解答・解説】

中枢とその部位を問いている問題じゃな。

この手の問題が出た時は、部位から中枢 を見ていく方が楽じゃろう。


各種の中枢が存在する場所として重要なのは、視床下部 と 延髄 じゃ。


視床下部 は、体温調節中枢、水分調節中枢、代謝(摂食中枢など)など


 『延髄』 には、人間が生きていくのに重要な働きがである、呼吸・心拍・血圧・嚥下・嘔吐に関わる中枢がある。

『延髄斬り』が、必殺技といったやつじゃな。


41.jpg



ちなみに、

中脳視覚に関する反射中枢 があり、対光反射や輻湊反射を司っている。


橋はほとんどが大脳や小脳などの中枢と末梢との神経線維束じゃ。



これらから、

3.が誤っている組み合わせであることがわかるかな。


正解 3. 

  




この講義が、多くの人に伝わりますように........


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posted by わらじい at 12:23| Comment(0) | 中枢神経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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