難治性の吃逆で延髄外側症候群の診断がテレビでやっていたとのことで、わらじい。も確認しないといけないと思い確認していまして時間がたってしまい申し訳ありません。
ご指摘のテレビはNHKのドクターGかと思います。
中年男性がなぞの難治性の吃逆に襲われていたものですね。
延髄外側症候群の症状としては、
病側の顔面温痛覚麻痺と
対側の頸部以下の温痛覚麻痺、球麻痺、小脳失調が
国家試験的には重要です。
論文でしらべると「しゃっくり」も11〜68%の人に認めていることがわかります。

「耳鼻と臨床 33:S129-S141,2009 Wallenberg症候群における嚥下障害と付随する症候 藤島一郎」から
レモンさんの場合、年齢等、脳梗塞のリスクがどれくらいあるかなどわかりかねるところもありますが、一度、MRIで脳幹を知らべてもらうことはよいことかもしれません。
NHKでも言っていましたが、吃逆をおこす疾患は悪性のものから良性まで幅広く存在します。
他の疾患を見逃さないことも重要です。
こんなところです。すみません。
コマッターの人たちは、延髄外側症候群での吃逆は国家試験には出にくいかと思いますので、こころの隅において置く程度でよいかと思います。

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