2014年07月30日

きのこの山の『クラッカー』の話。


長らく休暇をいただいた。

おかげで、リフレッシュできた。



久々、登場、 わらじい。じゃ。


みなも夏バテしてないか。

毎日、暑くてわらには危険な時期じゃ。

img3ce06075zikdzj.jpg




頑張っていこう。








今日は 『脳幹』 についての話をしよう。



いきなり細かい話をしてもわかりにくいので、まずは、脳幹の位置について。



『脳』は、  『大脳』 『脳幹』 『小脳』 に分けられる。

中枢神経@.jpg


『大脳』は、脳の大部分を占める部分で、脳の外側にある 『大脳半球 』と中心部の 『間脳』 に分けられる。


今まで話をしてきた、前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉は、『大脳半球』の話じゃ。


これからは、大脳半球を除いた部分、 『脳幹』 。それと、 『間脳』 の話をしよう。




まさに、今までは 『きのこの山のチョコレート』 の話じゃったわけじゃ。

DSC_0294.JPG



今日からは、そのチョコレートを除いた部分、 『クラッカー』 の話になるのじゃな。

DSC_0297.JPG




この 『クラッカー』 は、大脳を支えるように脳の下の方にあるのじゃ。


上から、『間脳』、そして『脳幹』。


『脳幹』は、 『中脳』 『橋』 『延髄』 と3つに分けられている。

『中脳』は、上部で『間脳』と連なり、『延髄』は下部で『脊髄』と連なっている構造をしている。


神経分類B.jpg

神経分類A.jpg





『間脳』もそうじゃが、

『脳幹』は、「脳の幹部」と書くように、生命維持には非常に重要な部分なんじゃ。

大脳と脊髄を結ぶ神経線維や、生命維持に重要なものがたくさん存在している。





実は、 『脳幹』 は、今までにも何度か登場している。




なつかしい『脳神経のアリ』 を覚えているか?

ブログのイラスト.jpg


このイラストで言うと脳神経が出ている場所、そこが 『脳幹』 じゃ。







脳神経のところでも、出てきているぞ。

覚えているか?




そう。

4−4−2システム のところじゃ。

スライド11.JPG

スライド8.JPG


『脳幹』からは、 脳神経が出ているし、その神経核も存在する のじゃ。




なんとなく、『間脳』、『脳幹』のイメージはできたか。







それでは、もうすこし詳しい話をしていこう。








この講義が、多くの人に伝わりますように........


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posted by わらじい at 23:22| Comment(0) | 中枢神経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月28日

増加するのは『血圧、尿量、残気量、体脂肪率、消化管通過時間』


タッ タッ タッ タッ タッ タッ 。


今年の夏は、心もあつい、


 “わら坊” です。


保育士を目指す方からお手紙をいただきました。

ありがとうございます。


友人の薪(まき)蔵が、保育士さん向けの本を出しています。よろしかったらこちらもどうぞ。

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薪蔵は、情熱家で燃えやすいので、皆で心配していますが....





それでは、

高齢者の体の変化についての国家試験の問題解説 をしましょう。


問94 高齢者における変化で誤っているのはどれか.(43回,2008)
@収縮期血圧低下
A腎血流量低下
B心拍出量低下
C赤血球数低下
D体水分量低下


【解答・解説】

『高齢者は低下』 

増加する例外は、

血圧、尿量、残気量、体脂肪率




腎血流量、心拍出量、赤血球数、体水分量は低下しますが、

高齢者は、収縮期血圧上昇にて、血圧が上昇するので1.は間違い。


正解 1.





問95 加齢によって増加するのはどれか.(45回,2010)
@夜間尿量
A腰椎骨密度
B左室駆出率
C動脈血酸素分圧
D最大酸素摂取量


【解答・解説】

高齢者では、基本的に低下する中、

夜間尿量は増加 します。


原因は


腎機能低下 → 再吸収低下 → 夜間尿量増加




正解 1.






問96 高齢者で減少するのはどれか。2つ選べ.(46回,2011)
@心拍出量
A腎血流量
B体脂肪率
C末梢血管抵抗
D機能的残気量


【解答・解説】

高齢者で増加する例外は、

血圧、尿量、残気量、体脂肪率

ですので、3.4.5.は増加します。


この中で、減少するものは、心拍出量腎血流量です。


正解 1. と  2.







問97 高齢者の身体特徴で誤っているのはどれか.(40回,2005)
@高音域の聴力低下
A肺の残気量減少
B収縮期血圧の上昇
C消化管通過時間の延長
D関節軟骨の変性


【解答・解説】

成人の可聴音域 は、約20〜20000Hz までです。


年齢とともに高音域の音は聞こえなくなり、高齢者では、特に高音域の音は聴きとりにくくなります



皆さんは、街中にあるモスキート (音響機器)をしっていますか?

mushi_ka.png


モスキートからは、17000Hzという、非常に高周波数のブザー音が流れています。

非常に高周波なので、大人には聞き取れません。

一般に、20代後半以降の人には気になりませんが、それより若い人にはかなり耳障りであり、強く不快に感じます。(わら坊にも、耳障りです。)

そのため、長く居座っている若者を追いだすのに使われているのです。

このように、可聴音域は、年齢とともに高音域は狭くなってきます。


高齢者では、特に高音域の聴力低下があるので

1.は、〇。



高齢者では、

血圧、尿量、残気量、体脂肪率

が増加しますので 2.はバツ1  3.は〇



高齢者では、消化管機能の低下で、食塊の消化管通過時間が増加 します。

4.も〇



関節軟骨の変性もおきます。

5.は〇


 

正解 2.





問98 高齢者にみられる加齢に伴う変化で誤っているのはどれか.(47回,2012)
@関節軟骨の変性
A高音域の聴力低下
B収縮期血圧の上昇
C唾液分泌量の増加
D食塊の消化管通過時間の延長


【解答・解説】

『高齢者は低下』 


増加する例外は、

血圧、尿量、残気量、体脂肪率、消化管通過時間




正解 4.






問99 生理的老化について誤っているのはどれか.(48回,2013)
@残気量が増加する
A骨塩量が減少する
B水晶体の蛋白変性が起こる
C筋持久力より瞬発力が先に低下する
D低い声より高い声のほうが聞き取りやすい


【解答・解説】

可聴音域は、年齢とともに高音域は狭くなってきます。

高齢者では、特に高音域の聴力低下があるので

5.はバツ1


そのほかは、〇です。


高齢者では、

水晶体の蛋白変性で、白内障になったり、

骨塩量が減少して、骨粗鬆症になったり、

瞬発力がなくなってくるのはなんとなくわかるのではないでしょうか。



正解 5.






これで 高齢者の身体の変化 は完璧ですね。








この講義が、多くの人に伝わりますように........


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posted by わらじい at 08:47| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

『高齢者は低下』


タッ タッ タッ タッ タッ タッ 。



またまた、登場の

 “わら坊” です。


暑いですね。

わらは比較的、風通しがいいのですが、さすがにグッタリです。




今日は、 『高齢者の身体の変化』 について講義をしましょう。


この分野は、実は最近は、毎年、国家試験に出題 されています。


今日の講義で、国家試験、1点ゲットですね。






『高齢者の体の変化』 については、

ずばり、



『基本的に減少(低下)する』 


 と覚えておけばよいでしょう。




具体的には、


【心機能低下】
  心拍出量  減少
  左室駆出率 減少

【呼吸機能低下】
  動脈血酸素分圧 減少
  酸素摂取量   減少

【腎機能低下】
  腎血流量  減少
  体水分量  減少

【聴覚機能の低下】

  高音域の聴力低下

【骨機能の低下】
  骨塩量   減少
  骨密度   減少
  赤血球数  減少



これらは、無理に覚えなくてもよいでしょう。 


とにかく 減少する と覚えておけばいいですね。




増加する例外だけ覚えておきましょう。



例外は、


血圧、尿量、残気量、体脂肪率

の4つです。




それぞれ、

末梢血管抵抗・収縮期血圧 上昇

夜間尿量      増加

残気量      増加  

体脂肪率      増加 





しかしこれらも実はいろいろなものの低下でおきるものですが.......


夜間尿量  増加    ( 腎機能低下 → 再吸収低下)
末梢血管抵抗・収縮期血圧 増加   (血管の柔らかさの低下)
残気量  増加  (呼吸機能の低下)
体脂肪率  増加  (代謝の低下)





そのほか、

消化管機能の低下で、食塊の消化管通過時間が増加する  こともありますね..............  







それでは、国家試験、解いてみましょうか。



★国家試験をやってみよう

問94 高齢者における変化で誤っているのはどれか.(43回,2008)
@収縮期血圧低下
A腎血流量低下
B心拍出量低下
C赤血球数低下
D体水分量低下


問95 加齢によって増加するのはどれか.(45回,2010)
@夜間尿量
A腰椎骨密度
B左室駆出率
C動脈血酸素分圧
D最大酸素摂取量


問96 高齢者で減少するのはどれか。2つ選べ.(46回,2011)
@心拍出量
A腎血流量
B体脂肪率
C末梢血管抵抗
D機能的残気量


問97 高齢者の身体特徴で誤っているのはどれか.(40回,2005)
@高音域の聴力低下
A肺の残気量減少
B収縮期血圧の上昇
C消化管通過時間の延長
D関節軟骨の変性


問98 高齢者にみられる加齢に伴う変化で誤っているのはどれか.(47回,2012)
@関節軟骨の変性
A高音域の聴力低下
B収縮期血圧の上昇
C唾液分泌量の増加
D食塊の消化管通過時間の延長


問99 生理的老化について誤っているのはどれか.(48回,2013)
@残気量が増加する
A骨塩量が減少する
B水晶体の蛋白変性が起こる
C筋持久力より瞬発力が先に低下する
D低い声より高い声のほうが聞き取りやすい









この講義が、多くの人に伝わりますように........


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posted by わらじい at 15:26| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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