2014年06月27日

拘束性と閉塞性換気障害


タッ タッ タッ タッ タッ タッ 。


今日も元気に、

 “わら坊” です。




さて、さて、さっそく昨日の解答解説から行きましょう。


問73 誤っているのはどれか.(第42回)
@ 残気量  =全肺気量 一肺活量
A 肺活量  =予備呼気量+最大吸気量
B 予備吸気量 =最大吸気量−1回換気量
C 予備呼気量 =全肺気量 一最大吸気量
D 機能的残気量=予備呼気量+残気量


【解答・解説】

まずは、自分で机の上で、呼吸機能検査をしてみましょう。

できましたか?

スライド14.JPGスライド15.JPG

出来てしまえば、これを見て答えればいいだけです。


@残気量  =全肺気量 一肺活量
   残気量は、全肺気量から肺活量を引いたものですね。

1. は〇


A肺活量  =予備呼気量+最大吸気量
   肺活量は、予備呼気量と最大吸気量を足したもの。

2. も〇


B予備吸気量 =最大吸気量−1回換気量
   予備吸気量は、最大吸気量から1回換気量を引いたもの。

3. も〇


C予備呼気量 =全肺気量 一最大吸気量
   予備呼気量は、全肺気量から最大吸気量と残気量を引いたものですね。
   全肺気量から、最大吸気量を引いたものは、機能的残気量です。

4. は、バツ1


D機能的残気量=予備呼気量+残気量
   機能的残気量は、予備呼気量と残気量を足したもの。

5. は〇



正解は、4.





どうですか?

きちんと書ければ、問題ないかと思います。

頑張りましょう。




さて、この呼吸機能検査では、一体何を調べているのでしょうか?


呼吸機能検査を行うことで、

空気を吸えない病気(拘束性換気障害) と

空気をはけない病気(閉塞性換気障害)  を見つけ出そうとしています。



どのように見つけ出そうとしているかというと、 %肺活量  1秒率 を計算しているのです。


%肺活量(VC) とは、年齢と身長によって計算した、肺活量の予測正常値と比較し、測定値がどのくらいであったかという値 です。


1秒率とは、 最大に吸った状態から、1秒間にはくことのできる空気量を、1秒量(FEV1)といい、

そして、その量が、肺活量の何%なのかを表したもの を、1秒率(FEV1/FVC)といいます。



それぞれ、 

%肺活量(%VC) 80%未満、

1秒率(FEV1/FVC)70%未満 
  で判定します。

呼吸機能検査.jpg



%肺活量(%VC) が、80%未満のものを 『拘束性換気障害』

スライド2.JPG



1秒率(FEV1/FVC)が、70%未満のものを 『閉塞性換気障害』 。

スライド1.JPG



その両方ともあった場合を、 『混合性換気障害』 としています。

スライド5.JPG





つまり、肺活量が低下して、空気を吸えないものを、『拘束性換気障害』

1秒量が低下して、空気をはけないものを、『閉塞性換気障害』としているのです。



1秒率の意味がわかれば、この2つを間違うことはないのですが、たまに、どっちがどっちだったかわからなくなってしまうことがあります。


そんなときは、ギュッと肺を抱きしめて みましょう。

プレゼンテーション1.jpg














この講義が、多くの人に伝わりますように........


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posted by わらじい at 18:39| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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