いよいよ、今日で5月も終わりじゃ。
もう、夏じゃな。
まず、脳血管障害の画像について復習しよう。
CT は、脳出血が得意 で、
MRI は、脳梗塞が得意

この一言に尽きる。
それでは、解答解説しよう。
問50 CTが最も的確にその病変を描出するのはどれか。(第38回)
1.アルツハイマー病の初期像
2.脳出血の血腫
3.破裂出血していない動脈瘤
4.多発性硬化症の脱髄巣
5.パーキンソン病の黒質病変
【解答解説】
「最も的確に」と聞かれているので、正解は 2.の脳出血の血腫じゃな。
アルツハイマー病は脳全体の萎縮がCTで認められる。
破裂していない動脈瘤も造影CTでわからなくはないが、MRAや血管造影が有効じゃな。
多発性硬化症の脱随巣は、MRIで診断できる。
パーキンソン病はCTでは無理かな。
正解 2.
問51 脳血管障害のCT異常所見で誤っているのはどれか。(第40回)
ア.一過性脳虚血発作 低吸収域
イ.脳梗塞(急性期) 高吸収域
ウ.脳梗塞(慢性期) 低吸収域
エ.くも膜下出血 高吸収域
オ.脳出血(急性期) 高吸収域
1.ア、イ 2.ア、オ 3.イ、ウ 4.ウ、エ 5.エ、オ
【解答解説】
これは、具体的な画像を知っているかじゃな。
脳出血=高吸収域
脳梗塞(慢性期)=低吸収域
これにあうものは、
ウ.エ.オ.
誤っているものを聞かれているので
正解 1.
次は、いよいよ、脳の機能の話かな.......
この講義が、多くの人に伝わりますように........
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