2014年05月01日

伝説の騎手

伝説の騎手の話。



むかし、むかし。


まだ、ブログなんてなかったころ。

ある競馬場に、デビュー以来、負けなしで、300連勝をした騎手がいた。



乗る馬、乗る馬、すばらしい末脚で、勝ちまくった。

訳あって、中央では乗ることはなかったが、その地方ではまさにヒーローだった。



ひとは、彼を伝説の騎手 「レジェンド」と言った。


keiba.png

彼の名は  「基底核 黒すけ」



もともと色黒だった彼は、日々の練習での日焼けも加わり、真っ黒な顔つきだった。

馬一筋。

実直で真面目な男だった。




そんな彼が、ある日、街で、ある娘と恋に落ちる。

娘の名は、「線 条子」

二人はドラマのような恋に落ち、結婚した。


fufu_young.png



そして、愛娘 「淡子」を授かる。

ninshin_akachan.png


なにもかも上手くいっていた。


あの雪の日までは。


事件が起こった。

激しい吹雪で、普通の競馬場であれば中止。



しかし。

レジェンドは、本当に伝説になってしまった。



落馬し全身打撲、内臓損傷。

生死を彷徨う。




その後、汗に血が滲む努力で奇跡的に復帰した。

しかし、騎乗するとあの悪夢が蘇り、二度と勝つことはできなかった。




自分の実力を出せないとわかった、黒すけは、その後、惜しまれながら引退した。






愛娘「淡子」

本当は、男の子が欲しかったが、一人娘を、彼は、大事に、大事に育てた。

happy_family.png



時は流れた。

fufu_chunen.png



いい人を見つけて、幸せな結婚をしてほしいと願っていた、淡子 17の春。



なんと、父の意思をついで、騎手になりたいと言いだした。


父(黒すけ)は反対した。


本当は嬉しかったが、命の危険がある騎手の道は、とても進められなかったのだ。




しかし、娘は、家出をしても騎手を目指した。

olympic3_46.png


母も、心配だった。

黒すけのように、生死を彷徨うようなことがあってはならないと、母は、事あるごとに、娘の行動を制止した。



当然、「黒すけ」も心配だった。

しかし、直接、娘に連絡をすることはなかった。

心のなかで、騎手になるために頑張る娘に、声援を送っていた。

騎手になりたいと決めたのであれば、一流になってほしかったのだ。




娘の行動を、ことあるごとに制止しようとする母を、黒すけは、むしろ伸び伸びとやらせようと助言した。

その助言により、線子の淡子への干渉も適度になって、淡子は、のびのびと、スムーズに乗馬できていた。

スライド2.JPG




しかし、黒すけが、母への助言を怠ると、母は心配から必要以上に淡子を抑制してしまった。

抑制されすぎると、淡子の馬の動きはぎこちない動きになってしまっていた。

スライド1.JPG






そんな、関係になっていた。










この講義が、多くの人に伝わりますように........
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posted by わらじい at 00:24| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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